本文へスキップ
nanka.ai
ブログ
開発の記録考えかた

作っていないものを、載せていました

公式システムとして掲載していた設備保守向けのページを取り下げました。動くコードが一つもなかったからです。

先日、公式システムの一覧から「設備保守・フィールドサービス」を削除しました。専用のページもあり、ダッシュボードの画面まで作り込んであったものです。理由は単純で、その裏に動くコードが一つもなかったからです。

書いてあることが、事実ではなかった

ページには「提供中」と表示され、現場での作業記録から事務所での確認、請求できる状態までを一本につなぐ、と書いてありました。読んだ人は、今日申し込めば使えるものだと受け取ります。実際には、その業種向けに書かれたコードは存在していませんでした。

設計としては先に進んでいた部分もあります。ただ「進んでいる」と「使える」のあいだには、お客様にとって決定的な差があります。その差を曖昧にしたまま置いておく理由が、こちらの都合以外に見つかりませんでした。

ページ自体は良かったので、残しました

削除したのはページであって、そこにあった作り方ではありません。困りごとの並べ方、業務の流れの見せ方、現場と事務所の二面構成、操作できるダッシュボードのモックアップ。どれも次の公式システムでそのまま使えるものだったので、テンプレートとしてリポジトリに残してあります。

実際、いま公開している受付エージェントのページは、この構成から始めました。

決めたこと

  • 動くコードがない公式システムのページは公開しない
  • 動いている部分と、まだの部分は、同じページの中で分けて書く
  • 「開発中」は、能力の説明より前に出す

プレアルファの段階では、できることを大きく見せたくなる圧力が常にあります。ただ、最初に取引してくださる方は、たいてい正確さを見ています。書いてあることが本当かどうかは、一度目の打ち合わせで分かってしまいます。

できていないことを書けるかどうかが、できていることの信用になる。

最初の「なんか」を、伝えてみませんか

まだ形になっていない困りごとで構いません。相談と見積もりは無料で、承認いただくまで費用は発生しません。